ブサメンでアホヅラ

 

・ディズニー土産

嫁ピッピ(そんな言い方1回もしたことがない)が、実家から帰ってきた。東京ディズニーランドのお土産は、プラスチックのコップ2個セット2,400円、男性用の下着1,900円だったか2,900円だったか。ディズニーっぽい模様を除けば、ダイソーしまむらで、10分の1の値段で手に入りそうなものだ。

本人も家で冷静に値札をみて「高いね…」とつぶやいていた。園内では何とも思わないのだからディズニーの魔法おそるべし。平日でもディズニーなんか行きたくない派の僕にとっては、GWに行くってのは考えるだけでビビってしまうw

 

・イケメンでもアホヅラはいる

『ホストである前に人間やろ!』読了。読了なんて大層な言い方をしているが、1時間もあったら読み通せる。おもしろかった。刺さったのは以下の引用文。

人のツラは、中身で変わる。どんなにイケメンでもアホヅラはいる。こいつ、中身がなにもないなとすぐわかるアホヅラ。そのほとんどが、生まれ持った見かけに甘んじて、人間としての磨きを忘れてきたヤツらだ
p18

イケメンでもアホヅラはいる、ってパンチラインが好きだ。

著書の井上敬一氏は、本の出版(2009年初版)からどうなったんだ?と気になって調べたら、YouTubeの街録ch(2022年)に出てた。いろいろあって脱税で捕まったのだとか。うーん、人生わからんもんだ。

ホストクラブの管理職の考え方が文章として残っているのはレアケースだと思う。YouTubeには現代のホストのドキュメントタッチの映像はいくらでもある。そのほとんどが扇情的なサムネを使い、強い文言で毎回なにか事件が起こったように見せるが、内容はうつろなものだ。それこそ中身の伴わないアホヅラのホストのように。

文面のほうがより生々しいディティールにまで踏み込んでいる。ホストが抱える問題、父母との衝突だったり、本人の借金だったり。ホストクラブにハマる少女のほうに被害者としてスポットが当たるが、ホストクラブで働く男の幼少期の家庭環境だったり状況を同様の視点で眺めたとき、違う景色が見えるものと思う。