散歩中にふらっと入ったドンキで「特価！数量限定30個」って札のついたザバス・アクアプロテインがあった。
Amazonで4,500円のものが税込3,240円だ。
残り10個。いま飲んでるプロテインも残量少なく、これ僥倖とばかりに飛びついた。問題は財布がないことだ。ドンキではペイペイ、楽天ペイで支払いできない。プロテイン売り場で「ドンキ 電子マネー」で調べて、QUICPayならいけると知る。ほとんど使ったことない。アジア系の外国人店員さんに「QUICPayでいけます？」と恐る恐る訊いたら、返事もなく当たり前のようにリーダーを指差す。慣れない操作に戸惑いながら無事に支払いを終える。レジ袋がないので裸のまま抱えて帰った。
プロテインには防犯タグがついてた。タグの存在に気付いた店員さんはレジ下に潜ってゴソゴソして外していた。プロテインってそんなに万引きされるのだろうか。マッチョヤンキーが盗んでいくのだろうか。
今飲んでるのはザバスのリッチショコラ味だ。グラム4円だからどちらを買っても大差なかったようだ。アクアの方をふつうに買うより安く試せるんだからヨシとしよう。
プロテインはうまい。夕方になると、「あー喉かわいたな」とプロテイン飲みたさに運動することがある。マッチョになりたいとか、ボディビルダーに憧れているわけではないが、なんとなく筋トレしてる。
筋トレはこの動画の人たちと一緒にやってる。自重トレの雑誌を読んだり、動画を見たり、器具を使わずにしばらくやってきた。そこからメディシンボール、ケトルベル、レジスタンスバンドと買ってきた。新しいおもちゃを手に入れると、しばらくは面白がってやるが、すぐに飽きる。今でもやるのはケトルベルくらい。ほかのは負荷が少なくて、なんだか物足りない。フィットネス関連の動画をお気に入りリストに入れて、その日その時の気分で選んで運動してる。
器具なしではこの人の動画をリピートしてる。最後までやれば、半身裸の筋肉イケメンが白い歯のスマイルで、サムズアップして讃えてくれる。男色の趣味はないが、何かが目覚めそうだ。
先月あたりからダンベルを始めた。7kg×2個。実家から持って帰ってきた。昔父がゴミ置き場で拾ったものだ。ダンベルトレーニングをすると、ああ筋トレしたなぁって感じがする。効果のほどは分からない。やる前より、多少体つきがよくなったのでは？と思う程度だ。
筋トレをする目的は運動不足解消だ。筋肉を大きくする意識は薄い。体を大きくすることを主眼に置くと、食べることがトレーニングの一環になってくる。高校アメフト部時代にあった食練というやつだ。食が細い、というか少食を美徳として、必要以上食べる必要ないをモットーに生きている。だから外食の「一人前」がつらい。自分で分量を調整できるという意味ではバイキングのほうがましだ。あと回転寿司なんかも、好きな量だけ食べて料金が請求されるのでシステム的には大好きだ。もっとも外食で摂るどんな食事より、家のなかで食べるスーパーのお惣菜のほうがおいしいと感じる。
近所のコンビニかどこからか、クラブ・ミュージックのような低音の効いた音楽がずっと流れてきて困った。窓を開けて耳を澄ましても、音源の方向さえ特定できない。過去にも似たようなことがあった。高校時代、夜に友人と遊んでいるとき、どこからともなく音楽が流れてくるので、バイクで音の発生源を探し回ったが結局見つからなかった。苦情を受けた警察官もあたりを探していたが特定できずにいる様子だった。結局あれは山のうえの展望公園の駐車場で大音量で音楽を流す車があったのが原因だったらしい。山から数キロ離れた住宅街でも聞こえるのだから音波とは不思議なものだ。それでいうと今日の音楽も、近所のコンビニではなくて、どこか遠いところに音源があるのだろうと思うのであった。
久しぶりに耳栓をして寝た。MOLDEXの米軍耳栓だ。「米軍」という文言に惹かれて買った。いくら"軍隊仕様"とはいえ、まさか耳栓までカモフラ柄にする必要はあるのだろうか。しかしまあ、こういう「っぽさ」の演出にはめっぽう弱いわけである。もともとミリタリー関連のものは好きだ。小さい頃なんかは、沖縄にいくとミリタリーショップに寄ってもらって、軍用グッズに興奮した覚えがある。本格的なジャケットにも憧れたが、当然キッズサイズのものはなく、仕方なく諦めていた。あのまま趣味が変わらなければ、たまに街中でみる全身ミリタリーおじさんになっていただろう。
