きのうカミナリの競輪配信をみた。最後のレースで100万を超える配当を得ていた。やっぱり売れてる人は持ってるな～と思わされた。買い方は3連単を1点買いする、とてもわかりやすいもの。競輪ほとんど知らないたくみくんがぶち当てたから面白い。
競輪でいえば、先日図書館で、佐藤正午という作家の『Side B』って本を借りた。これは競輪好き、ほとんど狂いといってもいい作家が、競輪について語った文章をまとめたエッセイだ。図書館のスポーツコーナーに置かれていた。じぶんがやっているデイトレに活かせるのでは？と思って、スポーツ選手の根性論、練習のしかた、メンタルコントロールを学びたいなーと本を探していたところ、この本を見つけた。
競輪はスポーツか？ うーん、そう言われたらそうだが、選手じゃなくていちファンが語るんだから、どっちかというと娯楽とか、作家別の一般書のほうに並べてあってもよさそうだものだ。でも、僕はこういう、たまたま手にした本の偶然を大事にしている。
賭け事にまつわる本を収集したいと思っている。古本屋で探しても、オレ流の競馬予想をまとめた駄本ぐらいしか出てこない。あとはパチンコ店の従業員が、こんな事件がありましたと面白くおかしく述懐するようなもの。文章の質と、賭け事への造詣が伴ったものは少なく、そういう意味で後藤正午の『Side B』は稀有な本だ。作家みたいなギャンブラーを探すより、ギャンブル好きの作家を探したほうが早いのかもしれない。
