今日は風もビュンビュン吹いてめちゃ寒い。
夕方にスーパーに買い物に出た以外、ほとんど外に出ていない。あ、昼前にコインランドリーにも行った。雨雲が近づいてくるってアプリで見て、乾燥機をかけにいったが、雨は降らなかった。それどころか太陽もガンガンに出ていた。
・ボートレース番組
デイトレ中は手持ち無沙汰とか緊張をまぎらわすために、YouTubeでデイトレ配信を見ながらやっている。市況とか個別銘柄の動きを知るには、視聴者のコメントが役に立つ。ただ、自分がポジったあとに、その銘柄の上がった下がったをいちいち言及されたら気持ちが揺らぐので、トレード関連の放送の視聴をやめる。あとは芸人のラジオを聞くか、Tverで番組を見るようにしている。
江戸川ナイスというボートレースの生放送がやっていたら、これを見る。ういちさん、鈴虫君、オモダミンCさんが出演している番組だ。ボートレースは大学生の頃にノリで尼崎競艇場に1回行ったきりだ。1年生のゼミで、まだそこまで打ち解けてないクラスメイトに「朝9時からいく？」とノリで言ったら、面白いねってことになって、朝一から行くことになった。寝不足で不機嫌のまま「いやーこんな朝から来てる人おらんで」なんて愚痴をこぼすと、向こうも「いやほんとですよ、寝てないです」と返した。お互いノリで、朝一から初めてのボートレースに挑むっていうおもしろをやってみたが、実際当日になってみると行くのがダルくなってしまった。しかしせっかく大学で新しい友だちを作るんだから…と気を遣った結果、お互いにWin-Winとは真逆の流れになってしまい、始終空気が悪かった。会話も弾まぬまま何レースかやって、昼前に負けて帰った。今でも、このときの気まずさと対応のまずさを思い出して、苦笑してしまう。
自分が株で勝った負けたをしているところに、同じように舟券に賭けて、何なら自分より多くの金を得たり失ったりしている様子を見るのは精神安定剤になる。舟券は胴元がいるぶん、原理的には株券より分の悪い勝負を強いられるし、そんなものにお金を突っ込んで、日に5万10万負けている人を見ると安心する。今日の自分の1万2万負けなんてなんでもないと。駅前の宝くじ売り場で、ナンバーズを買う人の列を見るときのような気分である。
オモダミンCさんが、ヒロシ・ヤングさんの「ヤングちゃん、寝る？」に出演した回を見た。ピー音が乗っていたが、ボートレースで4桁万円負けているみたいだ。茶髪の調子のいいお兄ちゃんみたいな風体で、自分が関わってこなかったタイプの人っぽいので、はじめは好きじゃなかったが、ポーカーの大会で優勝したり、博才というか博打を突き詰めていく姿勢があることを知って、好きになった。おそらく自分の考えを言語化して人に伝えることは苦手なのだが、実践していることは実に細やかでテクニカルなんだと思う。天才肌というか。テキトーに生きている感じも憧れる。
・レーザーテックに思うこと
デイトレ始めましたって初心者にも人気なのがレーザーテックって銘柄だ。現在は3万円を超える。プライムの売買代金トップ銘柄、つまり日本の株式市場で一番取引されている銘柄ともいえる。これで「勝ちました」って報告がXでかなり散見される。ちまたにはレーザーテック巧者があふれているが、じつはその勝ち報告の同数かそれ以上に、負けている人もいるはずだ。たしかに勝ちやすい銘柄だと思う。ボラがある。買いも売りもとんでもない量の注文がある。買った瞬間にぶち上げることもあれば、ぶち下がることもある。でも激しい上下のなかで自分のポジが助かることもある。噛み合ったら爆益で、調子が悪かったらタコ殴りにされる。
1日数万円勝ちたいって思いを簡単に実現させてくれる。たった5分の動きのなかに何度もそのチャンスがあるように見える。だから惹かれるものがあるのだと思う。
でも数千円の利益を何回かとって勝った履歴を載せている人をみると、この人は下手なんじゃないか？と思ってしまう。3万円の銘柄、呼び値は10円、数ティック抜き。見えているうのは、コツコツドカンの、コツコツの部分だけじゃないかと。たしかにどんな方法でも勝ちゃいいし、何が間違っているとはいえないのだが。この銘柄は、ハマれば勝ちやすい。自分をうまいと勘違いさせる能力においては日本一だ。そこを理解して付き合っていかないと、調子にのってトレードしたらある日とんでもない負けをくらって終わる気がする。
