2024/01/01月

そうだ初日の出を見ようと思って、7時前に布団を抜け出して外出。いつもの散歩コースをたどって河原まで出た。道中まったく人の気配がない。遠くに見える土手にはすでに朝焼けを背景にCDジャケットのように人のシルエットが見えていた。それも1人や2人じゃない。学校の教室を2クラス分ひっくり返したような人の凝集だった。イメージと違う! もっと孤独に、寂しく日の出を味わいたかったのにw 土手から降りた。そもそも曇っているので日の出らしい日の出なんか拝めまいと早々に諦めて、誰もいない公園で缶コーヒーをすする。途中、愚かな人間がエサやりにやって来たと思ったのかハトが20羽ぐらい飛んで寄ってきた。鼻水が止まらない。ティッシュなんか気の利いたものを持ち歩いておらず、鼻水をつららのようにぶら下げて家まで帰った。くそが。これが2024年の幕開けだ。

ドン・キホーテに福袋を見に行った。結果から言うと空振り。事前にネットチラシを見た以上のものは用意されていなかった。5,000円のゲーミング福袋(マウス、マウスパッド、キーボード、ヘッドセットとそのホルダー)は興味をそそる。すべてAULAというシリーズのものだ。グレードにもよるが、可もなく不可もないフツーのパソコン周辺機器を、ゲーミングという名のもとにデザイン、パッケージした商品である。マウスもキーボードもヘッドセットも7色に光る。光らせたら、ゲーミングを名乗る資格ありって解釈なのだろうか。ちなみにAULAのスピーカーを使っている。去年のドンキの福袋に入っていたものだ。性能といえば、何がゲーミングなのかさっぱり分からない。光るキーボードを見るとなぜか欲しくなってしまう。いまはAmazonで4,000円弱で買った7色に光るものを使用しているが、いまいちピンと来てない。サクラレビュー満載の製品で検索上位にあり、「打ちやすい」みたいなコメントにあふれているが、Elecomの1,000円のキーボードのほうが明らかにタイピングには向いている。去年の福袋が良かっただけに、がっかりした。

夕方、暇すぎて夫婦でパチンコに行く。ほとんど部屋着のスウェット姿で元日からパチンコを打つなぞ、ザのつく底辺夫婦である。1パチの海物語を並んで打つ。海コーナーはジジババが占領しているかと思いきやガラガラだった。結果は2人で3,200円負け。久しぶりのパチンコだ。最後に打ったのは去年の夏だろうか。覚えていない。
「ハァ金の無駄だなあ」「時間の無駄だなあ」「この金があれば美味しいもの買えた」「くそが、どうしてさっき打ってた台で当たってる奴がいるんだ」「あーおもんない」「どうしてこんなおもんない思いをするためにお金を払ってんだ?」「こんなもんにハマってる連中はどうかしてる」「見ろよ、ボタン連打してる連中を」「俺はそういう奴らとは別格の存在だ」「こんなしょうもないもんに金と時間を浪費するバカとは違うんだ」「当たった!当たった、フォー!!」――打ってる最中の沼感、そうそうこれがパチンコだよな。