朝から妻とおでかけ。実家の車を借りている。僕たち夫婦は車を持っていない。ドライブを楽しみにしているようだ。
候補地は、京都・滋賀方面、神戸・淡路島方面。前に訪れた三田のめんたいパークも冗談で挙げていた。なぜかわからないが、目的地は羽曳野に決まった。生まれてから大阪を出て生活したことないが、羽曳野は初めて行く。どこにあるかも分かっていない。
羽曳野にある道の駅、しらとりの郷へ行く。鍋用の野菜を大量に買う。妻は目を輝かせて「楽しい」を連呼していた。野菜しか置いてないのに、その感覚がわからない。みかん、りんご、水菜、はくさい、卵を買う。いちじくが有名らしく、いちじくソフトクリームを買う。わざとらしい甘さでおいしくない。併設のパン屋は、建物から人が溢れるぐらい賑わっていた。
道中、ハンズマン松原に寄る。当たり前のように書いているが、ハンズマンという巨大ホームセンターがあるなんて今日知った。何度かTVで特集されていたみたいだ。ここで、自転車のサドルの形をしたハニカムゲルクッションを買う。798円だった。 併設のイオンタウン松原にあるヒマラヤスポーツで、adidasのグレーのパーカーを衝動買いする。50%オフで3,200円位だった。冬物SALE中で、たいていの商品が30%~50%オフになっていて、いろんなパーカーやブルゾンを試着した。ふだんそんなに衣服を試し着することはないが、広い店内で客がほとんどおらず、快適でつい調子に乗ってしまった。
レジでタグを切ってもらい、着て帰った。久しぶりに3,000円以上する装飾品を買った。GUで買った紺のパーカーを着ていた。adidasのパーカーは、着心地がよかった。体に無理なくフィットして、違和感がない。動きやすい。袖口の作りも凝っているし、着ていて嬉しくなる。元が6,000円のパーカーなんてファッション好きにしてみれば安物かもしれないが、普段しまむらとGUでしか服を買わない僕にとっては十分高い服だ。
きのう頼んだAnkerのヘッドフォン届く。これも元は1万円超。いままで買ったことないグレードの機器だ。まず質感に圧倒される。手触りとか見た目、ケースからして高級感ある。次に音質にビビる。知ってる曲を聞いても、知らない音が鳴っている。右から、左から、こんな微細な音の設計をしてたんだ、とアーティストのクリエイションの細やかさに感激する。尊敬が深まる。ゲオで2,980円で買ったノイキャンイヤフォンで喜んでたけど、あんなの遊びだな…と。
「音楽観賞が趣味です」なんて言うが、このヘッドフォンのおかげで本物の趣味にできそうだ。今まで曲を聞いても、ながら聴きで、散歩しながら家事をしながら、BGMとして聴き流してた。このヘッドフォンのおかげで、ただ曲を聞くために聞く、味わうために味わうってことができる。すげーわ。ハイエンドのモデルになると、また別次元なんだと思うけど。
やっぱり安物じゃない製品には、それなりの理由というか価値があるんだな。なんでも安いのがいい訳じゃない。高けりゃいいわけでもない。適度にいいものを着る。いいものを身につける、いいものに触れる。そうやって生活を豊かにしていきたいなと思いました。まる。
