2023/12/05火

・ヨドバシ福袋

ヨドバシカメラの福袋に応募した。妻は毎年なにかしらに応募してるが、当たったことないそうだ。プロジェクター、ノイキャンイヤフォンの夢に応募した。合計で7,8万くらいだ。倍率は100倍以上ある。当たらないだろうで応募したので、いざ当選するとなんか困る。まあ当たらないだろうが…。

 

・『ゾーン』買うか迷う

『ゾーン 勝つ相場心理学入門』
トレードについて調べていると、いたるところで目にする本。学生の頃に持っていたが、売ってしまった。当時、読んでもなにも響かなかった。いまもう1度読み返したいが、高い。古本でもまったく値崩れしていない。一番安く済む方法は、たとえばまとめサイト読むとか、要約動画を視聴することだけど、それで気が収まるかどうか。

原書のサンプルをKindleで読む。うーん、いらないかも。

 

・今日は雨だからやることがない?

午後から降る予定。家にこもってエンタメ三昧かな。
ダイ・ハード4は3度挑戦したが、どうしても途中で寝落ちしてしまう。夜に見るのがいけないのか。あとHuluで『忍空』見始めた。

 

上島珈琲店の缶コーヒーうまい

セブンプレミアムの、上島珈琲店ブレンドコーヒー。新商品のポップがあって、おいしそうだから買ってみた。正確にいうと、妻におごってもらった。うまい。ただの100円ブラックにはない香ばしさがある。ブラックだけで飲むのは苦手だけど、これはうまいからいける。180円でちと高いが、スタバに行かないで済んだ、という謎思考で万事解決だ。

 

ハロゲンヒーター出した

あまりに寒いので出した。一瞬でつくからいいね。

 

・マエダくん元気にやってるか

マエダくんは不登校児だった。まったく登校しないわけじゃない。週に2,3回来る。1学期まるまる姿が見えないと思ったら、2学期にはフルで登校する。不規則だった。マエダくんは肥満児だ。照れ屋で短気だ。でも不登校児にありがちな気難しさは、少なくとも僕らにたいしてはなかった。友達付き合いもした。ただみんな心のどこかで一線引いて仲良くしていた。

放課後はマエダくんの家に入り浸りだった。学校が終わると小学生が4,5人がなだれ込む。ふだん校内で遊ばない、それほど仲良くない人間も多かった。この家には魅力があった。『東京大学物語』という漫画だ。小学生の僕らにはこのエッチな内容がたまらなかった。マエダくんは父子家庭だ。日中家には誰もいない。大人の目を気にせずにエロい漫画が読めるのは、天国だった。テレビ台のひきだしにはAVもあった。ビデオテープだ。ほかに海外で起きたグロい交通事故のシーンを集めたビデオもあった。これを肝試しのように再生するのがはやった。僕は怖いものが苦手なので、部屋で漫画を読んだが、マエダくんはグロ耐性があることを得意げににして見ていた。

家はレンガ造りのマンション1階だった。散らかっていた。生活動線上に物はない。ただ壁に寄せて、大量の不用品が積まれていた。ペットも買っていないのに、独特のにおいがあった。入った瞬間はくさいが、すぐに慣れてしまう。生活は荒れていた。カーテンを締め切ったような家で、陰気だった。

不用品の山のなかのミニPCを起動したら、デスクトップに「ラブホテル一覧」のフォルダがあった。風俗店へのリンクもあった。見ちゃいけないものを見た気がしてすぐに閉じた。マエダくんの父の趣味が詰まったPCだった。離婚の原因なんて知らないが、この家が荒れている理由がなんとなく、このPCに詰まっている気がした。

マエダくんは学校で暴れた。気に入らないことがあると、教室を飛び出して、おそらくほかの生徒に迷惑がかからないようにだが、使ってない教室へ行って、机や椅子を押してぶつけて暴れまわる。なだめるのは、決まって当時50代ぐらいの能面のように厚化粧をした女教師だった。彼女でないと収まらなかった。誰もいない教室で、逃げるマエダくんを先生が追いかける姿は、親子が遊んでいるようにみえた。ママと呼ぶにはちと歳がいきすぎていたが、マエダくんにとっては唯一得られる母性なるものだった。