2023/12/18月

・頭を悩ませるどうでもいい問題

寒すぎんだろ。肌がピキピキする冷気を浴びると、一気に年末感が漂う。12月とか1月ってこんな寒さだったよな…と。

イカーなし族。というか購えないし買っても維持できないマン。自転車で行けない場所へは原付バイクで行く。どんな重装備をしても、手だけはどうしても寒い。ワークマンで買った防寒用の分厚い手袋をしているが、夜バイクに乗ると指先の感覚がなくなる。缶コーヒーで指を温めたって、5分後には信号待ちで自分の指があるかどうか不安になってくる。

このバイク乗るとき手寒い問題には解決策がある。1つはバイクに乗らない。1つは電熱グローブを使う。グリップヒーターを装備する、もっと簡易的にナックルガードを取り付ける。前にアドベンチャータイプのバイクに試乗したとき、ナックルガードにかなりの防風効果があるのを知った。冬場に高速を走っても、手が寒くなかった。汎用品を自分のバイクにも取り付ければ、寒さがしのげるのでは?と考えるのである。

商品レビューをみると、「防風効果はばっちり」派と「ほとんど効果ありません」派に二分している。困った。幸いにも自分と同じ車種に乗る人のレビューもあるが、彼らの意見がまさに割れていて、いまいち購入に踏み切れない。

一方電熱グローブは、車種問わず、何ならバイクと言わず自転車でも徒歩でも使える。価格が高いのと、充電やバッテリーの扱いが面倒ってところがネックだ。

流行のFIRE本、もののマネーリテラシー啓発本に、どっかのいけ好かない高学歴が「値段の安い買い物に迷うのは時間の無駄。僕は2万を超えない買い物では即決します」みたいなこと書いてた。そりゃ100均でどっちを買うか15分も悩むのはアホらしいけどさ、3000円でも悩むぜ~?

 

・『プロ投資家の先を読む思考法』感想

風が吹けば桶屋が儲かる」のことわざの説明に6行も7行も使って字数稼ぎする箇所で「あーそういう本なのね」と最悪の印象を受ける。ほかに書くことないんかいと。「日本株の上昇はこれからだ!」と素人を煽る文面はまるでベタな天井サイン。記述にプロっぽさが感じられるところはない。当人が書いているのだろうか。

日経新聞四季報、チャートの読み方を教えてくれる。史上初とか何年ぶりって単語に注目しましょう。自己資本比率キャッシュフローを見ましょう。移動平均ゴールデンクロスはこんな形ですよ、とか。投資やトレードを始めようと思って、なにかを調べたことがある人にとって新たな知見が得られることはほとんどない。逆に、変にテクニカルなことをしなくても、投資はできるということだ。

今日は四季報の発売日だ。これもなにかの縁だと思って書店で買った。商店街にある小さくて古い個人店だ。昔からあるが初めて利用した。PayPayが使えてよかった。

四季報なんて就活のときですら読まなかった。数年前、なにも分からず投資を始めたときに買った以来2冊目だ。『プロ投資家の先の先を読む思考法』の著者、藤野英人さんは証券会社に入社して以来の習慣で、もう100冊以上読破してきたらしい。この2000ページを超える本をだ。そんなに面白いのかな? これで投資で勝てるようになるとはつゆほども思わない。ただ読み物として最高の暇つぶしになるのでは?と思って買った。